ゼーロン便り

<< March 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

<< リアの旅/リアへの旅 | TOP | タケちゃんの部屋05 自分フィルター >>

2018.02.26 Monday

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています


| - | - | - | pookmark |
2011.12.08 Thursday

妄々日乗

 2011年12月8日   雨のち晴天 寒気やや戻る


胃部に鈍痛あり。気のせいにする。


かねてから喉に魚の小骨が引っ掛った如く神経に障るもの言いに国民的云々があり今日もラジオからその言が薄っぺらい紙のようにペラペラと流れ聞こえいよいよ癇に障りあらためてその真意を考えてみる羽目におちいり国民はおそらくは日本国国民を指示しこれは留保つきながら理解でき的もその意味の裾野は広いがわからぬではないがこの二つが膠で貼りつけた如くくっつくと途端に意味不明なにを表象しているのかまるで掴めなくなくなるたとえば国民的歌手というのは日本国国民が遍くその歌手をもっというならその歌唱を知っている意味なのかあるいは日本国国民が遍くその歌手を愛しもしくは憎悪しもしくは嫌悪しもしくは軽蔑している意味なのかいやそもそも遍くというのが度台無理な話で歌手俳優芸術家スポーツ選手スターをひとりだって知らない貴重な御仁がこの国にはまだ少なからず生存しているはずであり小生そんな御仁には心からの拍手を贈りたいがそんなことはどうでもよくそうすると国民的なる言い回しは崩れることになるならばほかのものを国民的のあとにくっつけたらどうなるかしらともはやただの児戯となりためしに国民的男根これは勇ましい国民的オッパイ慈母ですな国民的バカ仰山おります国民的テロリスト国民的しゃちほこ国民的反吐が出るくらい嫌いなアシ打マナ国民的まな板国民的納豆国民的逆流性食道炎国民的クソガキ国民的痔国民的ヒモ国民的ソープ嬢国民的仕事を奪われやけになって酒と博打に身をもち崩し借金まみれあげくの果て郵便局に押し入りなにも盗らぬうちから警備員に捕まったひどく貧相なおじさん・・・国、いや、もう厭きた。
といって一つだけ。
国民的国民。
諸賢よ、これはいかがなものか。



辺見庸 「眼の海」読。
3・11以後、あの震災をめぐって発言され、書かれたすべての言葉をこの一冊の詩集は埋葬し、夥しい死を養分に妖しく、美しく屹立している。それにしても辺見庸のこの清澄なる言葉にはもはや死後のまなざしすら感ずるのは小生だけだろうか。



                               妄想館主人







2018.02.26 Monday

スポンサーサイト


19:04 | - | - | - | pookmark |

▲top