ゼーロン便り

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2018.02.26 Monday

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2011.09.27 Tuesday

妄々日乗

 2011年9月26日  晴天


10年ほどまえのことである。自宅ちかくの橋を歩いていると前方から突進してくる女があった。とっさに身をかわそうとするとその女はこちらのうごきを読んでいたかのごとく目のまえに立ちふさがった。と、女は当方の顔を覗きこみ口をひらいた。


「あたしを探していましたね」


そういわれても覚えのない顔である。記憶のどこをさぐってもやはり見当がつかない。当方が
しどろもどろの態でいると女はことばをついだ。


「きっとそうにちがいない」



そのあとどのような成り行きであったのか、小生、よく覚えていない。おそらく困惑の表情をはりつけてその場を立ち去ったのであろうが、なぜかその前後のことはぼんやりしている。
あれからいくどもおなじ橋をわたっているがそれっきりあの女はあらわれない。ひよっとしたらべつの橋の上でだれぞに声をかけているのかもしれない。


「あたしを探していましたね」



嗚呼、「嫌ひ」再び。
冬。なんども死にかける。青信号になるまえにじりじりと前進するバカ。やつは間違いなく早漏だ。国道沿いの風景。林立する幟。木のぬくもりとか手書きの温かみとか風鈴の音をきくと涼しくなるとかいうたわごと。けっ。見てくれといわんばかりの身なりをしておきながらおすすめにしたがうと睨みかえすおまえだ。ノンアルコールビール。へっ。ただのジュースじゃねえか。電子タバコ。もはや冗談としか思えぬ。結婚式。葬式。覇気のない奴。反抗を忘れた奴。怒りをなくした奴。こういう事態になるとぞろぞろ出てくる反原発論者ども。ヘラヘラ。チャラチャラ。「わたし的には」と意味不明の言辞を弄するバカ女。国家。女子高生の素足に靴。外に出てもIDカードをぶらさげている奴。ありゃ、どういうことなのかしら。規則?誇示?アイデンティティ保持のため?小生には理解不能。駅、街中のすべてのアナウンス。うるさい。アーティスト。我に正義ありと勘違いをしているマスコミ。じぶんの雲古の臭い。この国のクリスマスの破廉恥。ついでにクリスマスが近づくとプレゼントなぞ探す芯なし野郎。それを期待しているテイノー女。すべての占い。みのもんた。蚊。矜持なき者。江口洋介の長髪。切れよ。借金取り。シャレのわからぬ奴。弱音。柴田理恵の声。じぶんの陰毛の白髪。グリーやらモバゲーやら。バカか。・・・・・


で。
好きなものをひとつ。


炎天。


ほとんど愛にちかい。





                               妄想館主人



2011.09.24 Saturday

妄々日乗

 2011年9月23日  晴天


疲労困憊す。眩暈覚ゆ。廃馬は撃てなる文句うかぶ。


紅葉山人に「嫌ひ」と題する雑文がある。じぶんの嫌いなものを延々と列挙しているだけであるが紅葉その人の性癖が窺いしれて興趣つきない。因みに紅葉ならば、「多情多恨」を推す。「金色夜叉」は冗漫にながれ通俗の域をでない。
で。
だ。
紅葉山人に倣い小生もじしんの「嫌ひ」をこころみることにする。
なに、てまえの精神衛生のためだけである。悪しからず。


筆頭、チンタラ歩く若者たち。殺意すら覚える。つぎに、世界遺産。ふん、観光客相手の金儲けしか頭にない業突く張りばかりじゃねえか。クソバエの如き芸能レポーター。あれやれといわれたら断固餓死を選ぶね。家族連れ。工芸オババ。一度や二度寝たくらいで女の名を呼び捨てにする勘違い男と呼び捨てにされてうっとりしているバカ女。コメンテーター。恥を知れ。湯の屁の如き大阪府知事。あまやかしたガキ。語尾を伸ばすテイノー女。肉体が精神を蝕んだデブ。自己チュ−野郎。散らかった部屋。政治屋。方言。ディズニー映画。官僚的思考。クソガキどものの汚いことば。ホッチキスで留めるぞ。蛇。エコオババ。自然大好きオババ。へっ。水に浮いたウンコの如きタレントども。政党。制限速度きっちりで走るオヤジ。買物するしか能のない口をひらけば「カワイー」を連発する保育園児並女子ども。佐藤隆太。観光地。町興し。活性化なんていう語。けっ。にえきらないやつ。健康バカ。癒し。癒しは卑し。軽佻浮薄。吹けば飛ぶよな自民党幹事長。パチンコ店。資本主義。交差点で行方を悩んでいるバカ。ファシズム。美容学校の学生たち。あの汚いセンスの微塵もない頭髪とファッションはどうにかならないもんかね。バカ丸出しの男とその男にぶらさがっているバカ丸出しの女。村上春樹。佐藤優。ショッピングモール。デパート。大河ドラマ。ダッシュボードのフワフワ。動物園。おなじ理由で猿まわし。がさつ。無神経。起きぬけのじぶんの息の臭い。起きぬけの女の息の臭い。路上に唾、痰を吐くバカ。グルメ番組。グルメと自称しているアホ。グルメと呼ばれて否定しないアホ。食い物に文句をいうやつ。食えるだけ仕合せと思え。東京ディズニーランド。じぶんの後ろすがた。ほとんどの韓流ドラマ。選挙カー。最近のコマーシャル。うるさい。生命保険のコマーシャル。よくもまああんな恥ずかしいおためごかしを考えつくもんだ。どこぞの秋の大祭。禁煙に成功したと自慢する根性なし。死ぬまで吸え。じぶんの笑顔。ああ、いやだ・・・


やれやれ。
まだまだある。
湧き水の如くあふれる。
この世はきらいなものだらけだ。


嫌いなものだけでは片手落ちであるから小生の数少ない好きなものからひとつだけあげよう。


裸の女の背中から尻にかけての線。
この世にこんなに美しいものがあったのかと見るたびに思う。
むろん、美女であらまほしけれ。


                 
                               妄想館主人





2011.09.19 Monday

妄々日乗

 2011年9月19日   天候定まらず


バイア コン ディオス。
神とともに行け。


池本佳代の踊りはまさにこの一語に相応しいものであった。そこにあるのはもはや機能をそなえた身体ではない。


それは血肉化した情念。


並外れた修練があったはずである。だが修練の痕跡などみごとに消されている。


それはいちどきりの顕現。


バイア コン ディオス。
神とともに行け。


ひそかに泣いた。



                              妄想館主人

2011.09.16 Friday

妄々日乗

 2011年9月16日  雨


    「しかし、自分一人が幸福になるということは、恥ずべき 
    ことかもしれないんです」
                     アルベール・カミュ「ペスト」


小生、ただいま正気だろうか。判然とせぬ。くわえて判然とせぬのが、まわりが正気かということである。どこを見わたしても正気とは思えぬことばかりである。


グリーだかモバゲーだか知らないがいい歳をしてバカか。恥を知れ!喰らえ!雲古爆弾。


山田風太郎「人間臨終図鑑」読。
あまたの人々の臨終の模様のみを記し稀代の奇書なり。文科省は推薦図書とすべし。
メメント・モリ(死を忘るな)。


またしてもコンビニ駐車場身障者専用スペースにてもめる。れいによって日本語が通ぜぬ。で、スワヒリ語、ベトナム語、我が古語を駆使し教育的指導施す。
実際どのくらいの頻度でその場が使用されるかなどどうでもいいのである。もんだいは、心映えである。思想である。そんなこともわからんか、アホ。
さて。
どうだろう。
身障者用車両以外が当該のスペースに駐車したら問答無用即刻有無を言わさず無慈悲に両側からクレイモアが炸裂するというのは。協力をお願いします、など甘いのである。だいいちあいつらは日本語を解せぬから無駄である。
むろん、クレイモアは米軍の純正品に限る。


知人よりの結婚式招待状落手。小生、生涯結婚式に参列したことがない。こんごもしない。そもそも結婚をめでたいと思っておらぬ。くわえて、あの猿芝居はごめんである。恥ずかしくないのかね。近ごろでは葬儀まで異様な演出を施し猿芝居になってきた。いや、申し訳ないね。そういうわけで、欠席。



    天道は是か非か。
                  司馬遷「史記」



                              妄想館主人




  



2011.09.06 Tuesday

妄々日乗

 2011年9月5日  晴天 秋風立つ


眠れぬ夜、徒然なるままに。


昨今のテレビ番組、目を蔽いたくなる惨状なり。いちいちあげつらうのもアホらしい。気概も智慧も勇気もありゃしない。才気など論外。害悪なり。


また不愉快な日がやってくる。下劣である。野蛮である。あの音声(おんじょう)を耳にすると全身粟立つ。小生、例年その日は当地から脱出することにしている。これまで幾度か行列に自転車で突っ込み(むろん、意図的にですぞ)、そのたびにずいぶん痛いめにあった。逃げるがいちばん。勝手にやってくれ。



秦始皇本紀に始皇楽しまずとある。さもありなん。その絶対的威力で世界をあまねくじぶんの色に塗りつぶした男が、いや、そうだからこそか、ついに人生を楽しめなかった。人間とは厄介である。


アルベール・カミュ「シーシュポスの神話」読。
なにが小生をいまさらカミュへと向かわせるのか。因みにこの書、いままさに自殺をかんがえている諸氏はいちど目をとおしたがよかろう。思いとどまれとも飛べとも書かれてはいない。その緊張をはらんだ対立をどこまでも維持せよとカミュはいう。


  ああ、私の魂よ、不死の生に憧れてはならぬ、
  可能なものの領域を汲みつくせ。
               ピンダロス「ピュテイアの祝捷歌第三」


にしてもだ。小生、現在ただいま正気だろうか。どうもよくわからぬ。じしん妄想の産物ではないかと疑念がよぎる。


つぶやくな、アホ。



                              妄想館主人






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